| 焼香 |
■ 焼香
焼香は、遺族、血縁関係の深い近親者、一般弔問客の順に行われます。自分の番になったら、次の人に軽く会釈して祭壇の手前まで行きます。
焼香の仕方は宗派によって若干の違いがあります。一般的な作法をご説明します。
1.遺族に一礼して焼香台に進みます。御本尊と遺影を仰ぎ頭を下げて黙礼します。
2.右手で香をつまみます。
3.額の所まで押し頂きます。
4.静かに香炉にくべます。
(2~4を行う回数は宗派によって異なります。3~1回が多い様です。)
5.合掌礼拝します。遺族に一礼して退きます。
会場が狭いなどの場合は、「回し焼香」が行われます。
これは、抹香と香炉が順次回ってきて、弔問客は席についてその場で焼香します。
作法は祭壇で行う場合と同じです。
■ 数珠の持ち方
仏式の葬儀、法要の場合、数珠はなるべく持参した方がよいでしょう。正式なものは、珠が108個で、珠を1個1個繰る事によって108の煩悩を絶つと言う意味があります。
一般的には、珠の数が、54個、36個、27個のものが主です。
お数珠の掛け方は、宗派によって若干の違いがあります。