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光仙堂 お仏壇の材質
  お仏壇の材質
お仏壇の材質には様々な木材が使われています。金仏壇と唐木仏壇でも使われている木材は異なっています。その代表的な木材の特徴をご説明します。 唐木仏壇には、輸入材の黒檀、紫檀、花梨、鉄刀木(たがやさん)などが多く使われています。国内材では、桜、桑、欅(けやき)が使われています。 金仏壇では、檜、杉、欅などが使われています。


■ 黒檀(こくたん)
カキノキ科の常緑広葉樹で、インドネシア、インド、スリランカから東南アジア全域に生育しています。英語では、Ebony(エボニー)と呼ばれます。仏壇の材質としては最高級の材質です。黒地に木目が美しく浮き出ており、非常に硬くまた耐久性にも優れています。主にインドネシア等で産出されます。

■ 紫檀(したん)
マメ科の広葉樹で、タイ、ビルマ、ラオス、カンボジア、ベトナムなどに生育しています。英語では、Rosewood(ローズウッド)と呼ばれます。色は、赤紫色から暗紫色で、黒や黒紫色の縞模様があり、非常に硬い材質です。磨くと光沢がでてきます。黒檀とともに仏壇の材質としては最高級の材質です。

■ 花梨(かりん)
マメ科の広葉樹で、タイ、ビルマなどの東南アジアに生育しています。別名インドシタンと呼ばれます。木の表面近くは、淡い黄白色、芯の方は、黄褐色から赤褐色になっています。

■ 鉄刀木(たがやさん)
マメ科の広葉樹で、東南アジアに生育しています。色は、表面の近くは白っぽく淡い色をしていますが、芯の方は濃褐色から黒褐色で、黄褐色の縞模様があります。硬くまた耐久性にも優れています。

■ 桑(くわ)
クワ科の落葉広葉樹です。日本各地および朝鮮、中国などに自生しています。色は、表面の近くは黄白色、心材は黄褐色で、光沢があります。三宅島など伊豆七島産の桑は「島桑」と呼ばれ、良材として仏壇にも使われてきました。

■ 欅(けやき)
ニレ科の落葉広葉樹で、本州、四国、九州などに自生しています。欅は古くから神社、寺院の建築に使われてきました。

■ 檜(ひのき)
ヒノキ科の常緑針葉樹で、本州中部から四国、九州などに自生しています。表面の近くは淡い黄白色、芯の方は黄白色ないし淡紅色です。耐湿耐水性が良く、保存性が高いのも特徴です。

■ 栃(とち)
トチノキ科の落葉広葉樹で、日本各地に自生しています。特に、東北地方や北海道南部に多く自生しています。色は全体に淡い紅黄白色から淡黄褐色です。

■ 槐(えんじゅ)
マメ科の落葉広葉樹で、日本全土から東アジアに生育しています。色は、表面近くは黄白色で、芯の近くは暗褐色です。やや硬く、腐りにくく割れにくい、磨けば光沢が出ます。